ショッピング枠現金化と譲渡担保3
1.を「狭義の譲渡担保」といい、2.を「売渡担保」といいます。
一般的には動産を目的とする場合は「売渡担保」の形をとることが多いようです( ショッピング枠現金化の際、重要)。
・譲渡担保の法的構成
譲渡担保は、実際には債権を担保とすることを目的としていますが、そのために所有権を担保権者に移すものであるため、所有権の譲渡という形式と担保
という実質のどちらを重視するかで、二つの考え方があります。
所有権の譲渡を重視する考え方を所有権的構成、担保権ととらえる考え方を担保的構成といいます( ショッピング枠 現金化の際、注意)。
判例は、所有権的構成をとりつつ(最判昭62年11月12日判時1261号71頁など)、個別の問題によって担保の実質にあった解釈をしています。
・譲渡担保の特色
担保提供者に便利
譲渡担保では、債務者または第三者の目的物の所有権を債権者に移転して担保とする方法であり、債権者に目的物の占有を移さず、債権者は譲渡を受
けた目的物を債務者の手元におかせ無償で使わせる(使用貸借) のが一般的です( ショッピング枠現金化の際、注意)。
このように、譲渡担保は、質権設定と異なり債務者が業務上必要な自己の財産をそのまま使用しながら債務の弁済ができるため設定が容易です。